2025年12月 定例会 ゲスト講演「低迷から再生へ ~ウェルビーイング経営によるアライブの再生~」

2025年、今年最後の幸せ研定例会のレポートです。
今回のテーマは、介護業界の職場で課題となっている、はたらく職員たちの幸せ。その解決策として注目されるウェルビーイング経営について、アライブメディケアの安田社長にお越しいただき、これまでの具体的な実践事例とともにドラマティックな経営再建のストーリーをお話しいただきました。

目次

目次

  1. 会社紹介
  2. 株式会社アライブメディケア (セコムグループ)
  3. ゲスト講師ご紹介
  4. 安田 雄太(やすだ ゆうた) 様
  5. ウェルビーイング経営の軌跡
  6. 会社の変化 「成功」 → 「どん底」 → 「再建」
  7. リバイバルプロジェクト 2020年〜2025年
  8. 安田社長の野望
  9. 参加メンバーの感想
  10. まとめ

会社紹介

株式会社アライブメディケア (セコムグループ)

 事業内容:介護付き老人ホームの企画・運営
 従業員数:419名

  • 入居金4,000万円の日本でもっとも高級な民間の老人ホームを経営し、お客様の平均年齢は90歳を超える。
  • 入居者がもっとも幸せな状態で最期を迎えることを目指している。

ゲスト講師ご紹介

安田 雄太(やすだ ゆうた) 様

2001年荒井商店入社、当時社内ではスタートアップだった介護付きホーム事業にて、介護スタッフから新規開設・営業・管理者・運営まであらゆる職種を経験、2021年より代表取締役社長を担う。

  • 職員が苦しくて、幸せじゃないと思いながら介護していると、ご入居者に伝わってしまう。
  • 職員の幸せを考える経営をすることを、自らのミッションとしている。

ウェルビーイング経営の軌跡

介護事業を始めてから赤字に陥ったあと、ウェルビーイング経営によってどのように再生を遂げたのか。それを物語るドラマ仕立ての動画を視聴させていただきました。

会社の変化 「成功」 → 「どん底」 → 「再建」

2000年 介護事業スタート 「成功」
2011年 経営が悪化
2014年 安田さんが現場から本部に異動
     その後4年間がもっとも苦しい時代
2017〜2019年 3期連続の営業赤字に転落 「どん底」
2019年 安田さんが執行責任者となる
     様々な改革を断行。
     改革の順番は、自分 → 本部 → 現場 「再建」

リバイバルプロジェクト 2020年〜2025年

15の施策により、ウェルビーイング経営で経営再建できることを証明。

  1.社員との関係の質 対話
  2.リブランディング MVV導入
  3.ウェルビーイング経営の導入
   幸福度診断、WELLBEING AWARDS 2024 FINALIST
  4.社内SNS 好事例共有
  5.修道院を有料老人ホーム化
  6.無念の譲渡で債務超過を回避
  7.海外人財 120人
  8.業界団体への参画
  9.他社の顧客受け入れ
 10.ショートステイの開始
 11.入居者が元気になった成功事例多数
 12.訪問看護の創設
 13.アライブ旅行(プライベートジェット)
 14.DX「アラえもん」
 15.エフエム世田谷出演 スポンサー枠

安田社長の野望

  • ウェルビーイング経営について、業界団体の他社さんが「うちでやろうとすると難しい。表面的にやっていると言うのはできるが、本質的にカルチャーにするのは難しい」というのが共通意見。
  • 介護業界全体がウェルビーイング経営で会社が良くなったと言えるようにしたい。
  • つらい環境の中で頑張っている社員たちが「仕事が楽しいです」と言ってくれたらありがたいと思う。
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安田社長のお話しを真剣に聞くメンバー

参加メンバーの感想

  • 脚の悪い入居者の方が館山の展望台で立ち上がった瞬間に感動した。職員のチャレンジ精神が入居者にも良い影響を与えたのだと思う。
  • 安田社長が日頃から感謝を大切にされていることに感銘を受けた。
  • 社員が心理的資本を磨けるという意味で、アライブさんは素晴らしい会社だと思った。
  • お話を聞いてとても感慨深かった。特にウェルビーイングに興味を持たない社員にも、認知行動療法(CBT)ならいろんなタイプの人に興味を持たれる可能性があると分かった。
  • 我々のようなIT企業よりも、介護業界ははたらく人の幸せがより一層重要だと思ったので、そこに確信を持って突き進まれていることに感動した。
  • 多くの企業を見てきたが、ここまで大変な話は初めて聞いた。安田さんが大変な時代に、その状態を耐え忍んでこられたのがすごいと思った。
  • トップが変わらないとウェルビーイング経営が浸透しないことを痛感した。少しでも他の企業が影響を受けてくれると良いと思った。若い世代は柔軟に受け入れていると思うので、その世代に注目して教育やマインドセットをすると経営者も経営しやすくなると思った。
  • 大きな資本主義の流れから、心理的資本主義のような人間性にシフトしてくれば世の中の流れも変わるはず。仲間を増やしたいと思った。
  • 経営層と関わる時に、心理的資本に近い西海岸スタイルのコーチングでBeing(あり方)を高めて、事例を増やして日本を変えていきたい。
  • ぜひアライブさんと一緒に、この研究会で活動したいと思った。

まとめ

今回のご講演は、株主資本主義の企業ではたらく幸せ研メンバーにとって、とても刺激的な内容で、ウェルビーイング経営の本質を知ることができたのと同時に、多くの気づきがありました。
数々の苦難を乗り越えてこられたご経験や本音を、余す所なく語っていただいた安田社長には、心から感謝申し上げます。

(執筆担当:運営サポート 真次)

次回の幸せ研定例会は、2026年1月16日(金)です。

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定例会終了後に、アライブのお三方も懇親会にご参加いただきました
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